債務整理では過払い金の返還請求も行えます

クレジットカード会社やサラ金を利用することで、資金の借り入れをしたときには、毎月決められている日に返済しなければなりません。様々な金融業者から借り入れを行って、返済が滞ってしまったときには、いち早く法律事務所に相談をして債務整理の手続きを行う必要があります。クレジットカード会社やサラ金などは、長期間にわたって法律で決められている上限利率を超える利息の支払いを要求していたこともあって、年率で15%から20%の範囲を超えている利息の支払いをしてきた人にとっては、それらの金融業者から借り入れを行った時点に遡って借金額の再計算をすることが可能です。債務整理の手続きをすることで、借金額の引き直し計算をして、払いすぎている支払い分を借金額に充てることで減額の交渉をすることができます。

正しい借金額を確定させるための引き直し計算を行うには、金融業者に対して取引履歴の開示を請求しなければなりませんので、専門家である弁護士などの力を借りることで迅速に事態を好転させることが可能になると言えます。払いすぎている利息分があることがわかったときには、過払い金返還請求を行うことも可能で、その場合についても弁護士に依頼することで素早く対応してもらえます。過払い金の消滅時効としては10年までと決められていますので、他の債務整理とは違ってできるだけ早く手続きを開始することが大切になります。金融業者から5年以上にわたって借り入れをしていた場合や、金利を18%以上支払ってきた経緯のある人の場合には過払い金が発生している確率が高くなります。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です